2019年3月31日日曜日

カロダイル25mg30錠



カロダイル25mg30錠




非ステロイド系抗炎症薬で、関節の痛みなどに使用できます。

チュアブルタイプなので投与が楽です。

ブランド薬「リマダイル」のジェネリックです。



カロダイル錠は関節炎を代表とする筋骨格系の痛みを緩和する薬です。

手術前に投与することで回復が早くなるといわれています。

痛み止めには様々な種類がありますが、カロダイル錠は非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDS)に属します。

NSAIDSの中のカルプロフェンを成分として含みます。

痛みを引き起こしたり、痛みをひどくする物質にPGE2(プロスタグランジンE2)という物質があり、アラキドン酸にCOX(シクロオキシゲナーゼ)が作用してPGE2が作られます。

COXにはCOX-1とCOX-2の2種類があります。

COX-1は血小板、消化管、腎臓などに存在していて、これらの臓器の活動を安定化するために必要です。そのため、COX-1の働きは阻害されないことが望ましいです。

COX-2は痛みや炎症を引き起こす物質であるプロスタグランジンの生成を促す物質ですので、カロダイル錠でCOX-2の働きを阻害し、痛みや炎症を感じさせる物質のPGE2の産生をおさえます。

COX-1は阻害せず、COX-2を阻害し鎮痛作用や解熱作用をもつ薬がカロダイル錠です。

鎮痛薬としてだけでなく解熱剤としても使用できます。

チュアブルなので錠剤が苦手な犬でも飲みやすいです。

NSAIDSは投薬期間の制限があり、長期間の投与ができないこともありますがカロダイル錠は120日間の連続投与が可能です。

しかしダラダラと長期間投与することは推奨できません。14日おきに獣医師の診察を受け投与を継続することについての是非の判断は獣医師が行うようにしてください。

体重2�s未満、生後6週齢未満の犬には投与できません。

カロダイル錠は犬以外の動物には投与できません。



カロダイル25mg30錠



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