Clomicalm20mg30錠
クロミカルムは犬の分離不安症の治療薬です。有効成分のクロミプラミン塩酸塩を含有しています。
飼い主から引き離されると、過度な不安やストレスによって過剰な吠え、不適切な場所での排泄、破壊行動をとったり、飼い主への過剰な愛着(在宅時の後追いなど)を示す犬がいますが、これらは分離不安症と呼ばれています。分離不安症の犬は脳内のセロトニンの作用が減弱しているため、クロミプラミン塩酸塩で脳内セロトニン作用を高めることで、不安を軽減させると考えられています。
分離不安症を治療するには、行動療法と薬物療法の2つを行うことが薦められています。
行動療法
飼い主への過度の依存心を軽減し、犬の不安やストレスを減少させることを目的に行われます。飼い主との適切な関係を構築し、犬を精神的に自立させます。
薬物療法
あくまでも行動療法の補助として行われます。分離不安治療補助剤として承認されているクロミカルムを使用して、行動療法との併用による治療効果をより早く効果的にすることを目的としています。
クロミプラミン塩酸塩は脳内のセロトニンの作用を高めることにより、不安を取り除きます。それによって、学習能力を低下させずに行動療法を受けやすくします。
Clomicalm20mg30錠
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